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2025/10/24[Fri]

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2020/05/15[Fri]

こんにちは。
久しぶりに日記を書くために以前の記事を読み返してみたら、思ってたより自分がふわふわと楽しそうでなんだかよかったなーと思いました。
先月中ごろ、エレヒスイラスト集を発行しました。
完成品は(印刷の面において)最高の仕上がりだったんですが、振り返ってみると色校もなかなか出来ない、紙資料も乏しい同人印刷においていかに綺麗に印刷してもらうかにおいてめちゃめちゃ気を張っていたので、備忘録として迷走の記録を残しておこうかなと思います。


・本体
印刷所:おたクラブ
表紙用紙:ディープマット バーミリオン
表紙印刷:モノクロ+ホワイト印刷
本文用紙:ヴァンヌーボVGホワイト
本文印刷:デジタルオフセット RGB
・カバー
印刷所:グラフィック
用紙:Mr.B スーパーホワイト
印刷:オフセット

①仕様決め
せっかくのイラスト集だし、凝った装丁にしたいなあ…というのがまず最初の思いでした。
こんな感じ。
しばらくこの方向性で色々検討していたのですが、超高額になるor印刷の綺麗さに不安…で頓挫しました。
次に考えたのが今の形態でした。
最初は銀刷りで考えていましたが、色々検討する中でおたクラブさんの中にいい用紙を発見したためそちらに方向転換。
⭐︎それが私とディープマットの出会いでした──
②資料がねえ
ディープマット、資料がねえ。
正確にはネットで探すと1000円+税+送料でディープマット全色サンプルがあるんですが、こちらは素人の同人屋なので、今後表紙用紙に使うとも思えないサンプルにあまりお金をかけたくない。
ここから迷走して、製紙会社のギャラリーに行こうかと悩んだり(大体のギャラリーは仕事定時では間に合わないため不可)、おたクラブの店舗に足を運んだり、代替案としてのファーストヴィンテージが載っている公式HPを舐めるように見続けたりしていました。
そうしているうちに楽天でディープマットを表紙に使ったノート(154円)を見つけたので結局それを取り寄せました。(迷走)



③カバー用紙決め
表紙用紙が決まったら、次はカバー印刷の決定でした。
こちらも色んな紙で悩みに悩み抜いた挙句、最初に検討していた某印刷所(※名前は伏せます)でいくつかの用紙を指定して試し刷りをしてもらいました。
サイトの雰囲気もよかったし、オンデマだけどカラーに自信があるところみたいだし、どんな風になるかな〜とわくわくしながら待つこと数日。
届いたのを確認すると、4枚発注したうちの1枚がまるっと抜けている。流石にこれは…とクレーム入れたら丁寧に対応していただきましたが、クオリティも微妙だったので急遽いつも使っている印刷所さんに変更しました。結果、同じ用紙でも印刷の綺麗さはダンチだったので、試し刷りしておいて本当に良かった…。
④本文用紙決め
本文印刷は、とにかく判断に迷うことだらけでした。
・デジタルオフセット印刷とは…?
・フルカラー印刷にオススメの用紙モンテルキア…?
・おたクラブ、資料請求の手段がねえ!(※現在は制作・販売しているようです。)
まず一番困ったのが資料請求ができなかったこと。
初めてのことだらけなのに、判断材料がない。このせいで②で書いた通りの迷走をしはじめます。
この時、流石におたクラブの店舗には資料があるんじゃ…!?と希望を抱いたのですが、なんと店舗は翌日受け渡しのためのオンデマンド専用用紙しか取り扱っていなかったらしく……。
結局好きなカップリングのプチオンリー開催チラシと持ち帰り自由の用紙サンプルだけもらって帰りました。
そこからもう怒涛の検索の日々です。Twitterでおたクラブさんのアカウントを調べ上げ(※印刷についてめっちゃ呟いてくれてる)、ネットでデジタルオフセットの仕組みについて勉強し、モンテルキアの用紙を取り扱っている印刷所があればそこで資料請求をし…。
いろんなことを考えながら制作と検索の同時進行でした。
⑤ポンコツミス
とりあえず本文用紙は入稿前ギリギリでもいいや!とまず先にカバーを入稿しました。
が、入稿した後に、大変なことに気がつきます。
背幅をミスっていたのです。
通常ブックカバー印刷の際、背幅の指定は本体背幅+1~2mmの設定となります。
私はこれを完璧にやったつもりでいました。
しかし実際に入稿したデータをみると、指定された背幅は本体+0.2mmでした。
パッツパツやんけ!!!!!!!!!!!
ここで残された選択肢はふたつ。
1.ページ数を減らす。
2.用紙を変える。
実は最初に検討していたモンテルキアは嵩高紙として有名で、軽さの割に厚みがあるので簡単に分厚い本が作れるのです。つまりこれよりも薄い紙にすれば問題は解決します。
ですが印刷所のフルカラーイラスト集における推し紙はモンテルキア。
悩みに悩んだのですが、結局最終判断でヴァンヌーボに変更しました。
・・・結果0.2mmほど背幅が足りなかったので全ての本のカバーの筋目を折り直しました。
(イラスト集持っている方はぜひカバー背面の折り目を見てください。努力の証が残っています…。)
⑥結局よかったね
これだけ迷走に迷走を重ねてできたイラスト集でしたが、結果的に用紙の選択は大正解だったな、と思います。
個人的にイラスト集は「インクが乗ってる!!」って感じのツヤやグロスがあるラフ紙が好きなんですが、あとあとモンテルキアではそれが再現できないことを知ったので…。
ディープマットもちょっと紙の繊維が残ったかわいい色の用紙でしたし、大変だったけどまた少し紙について知れて結果的にはいい出来になったんじゃないかな、と思います。


こうして作ってはみたものの、どうしてもフルカラーでページ数があると漫画よりお値段が張ってしまいますし、今現在のコロナ禍という状況で経済的にも不安定にも関わらず、お迎えくださったみなさまには本当にありがとうございます。
早くイベントが開催できる世の中になったらいいなー!
ここまで読んでくださってありがとうございました!(長!)

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2020/03/30[Mon]




エレンくんお誕生日おめでとうでした!


イラストは誕生日前日に無理やり数時間で仕上げたものです。文字無しバージョン。




私ほぼ毎日エレヒスのこと考えて萌えてるんですけど、イメソン聞くとやっぱりグッと解像度上がるよね


最近のお気に入りは髭男のイエスタデイです。


髭男さんはpretenderのジャンミカみがとにかくすげぇという話を小耳に挟んでいて、ふと聞いてみたらほんとにすごくて
作詞家さん一時期ジャンだった頃あった?みたいな。これ原稿中に聞いてたらよかったなあ。


イエスタデイはもちろん全てがエレヒスに当てはまる訳じゃないんだけど、部分部分でエレ→←ヒスに重なる部分があって、19歳の2人に思いを馳せては心で泣いています



エレンとヒストリアの間に何があったかは分からないけど、あれだけ「ヒストリアを犠牲には出来ない」とあれこれ気持ちを巡らせて実際に行動したり発言したりしてたのに世界はどうにもならなくて。結局色んなことを自分1人で決めたエレンが、ずっと気にかけていたヒストリア本人にもちゃんと話をしに行ったのだなと思うともうもうこの事実だけで爆発しそうになる………



ていうオタク長文がずっと頭の中を巡っていますイエスタデイを聴きながら……エレヒス絵を描きながら………つらいカプ大好きなのでエレヒスどんどんすきになる………



ていう日常

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2020/03/11[Wed]



イラスト集詰めてると、ここはこの色でいいかな?この並びでいいかな?これおかしくないかな?って人に聞きたいことばかり頭に浮かぶので、それをどうにかこらえて自分の感覚を頼りにする作業が地味に大変だなと気付きました…….漫画は割と自己完結できるんだけどな…最近はTwitterにアンケートの下書きばかりが溜まっていくのよ。我慢がまん…。
(なので上の画像はまだまだイメージです、ここから変わる可能性がおおいにあります。)

ちなみに今回はイラスト集の他に同人便箋(画像右)を作ります!グラデでもないし文字書くところも多いしで同人便箋の伝統には則ってないんですけど令和だしいっかなって…。
二人それぞれ手紙を書きながら相手を思い浮かべるように、目線がカッチリ合うよ…っていう絵になりました。我ながらかわいく出来たのでは…へへへ

ちなみに今はイラスト集の中身を練っています。
もうほんと……ばかなんだけど……ずっと解像度と戦ってて……元データが無かったりそもそもハガキサイズで描いてたり……ばか…。
でも最近はすごくハイクオリティな高解像度化AIがあるんですね。
しょうがないので1枚あたりいくらか支払って解像度の足りない絵の倍率を上げてもらってます。もうほぼ昔の自分を金で殴る作業です。

どうか印刷に耐えますように…。

昔の自分め……………

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2020/03/09[Mon]

127話凄かったですね!

いやあ…最初に読んだ時はそうでもなかったんですが、なんだかあとからじわじわと…ジャンミカがエモくなってきて……。
今は二次創作読んだりイメソン聞いたりして高めております 萌えを。
ていうか本当に今月号読む前に同人誌産んでおいてよかった。ジャンがまだミカサに想いを寄せていると分かっていたら、あんなに大爆発して漫画描いたりしていなかったと思います、多分。
逆になんで123話のタイミングでジャンミカ萌えが爆発したのか、今となっては謎ですけど…。

でも自分なりに描いたことがなんとなく今のジャン→ミカやジャンの中のマルコの存在とも遠からず繋がっているような気もして、(気がするだけですが) 脳内から出して形にしておいてよかったなあと思いました。
余裕があったら壁博に無配ペーパーかポスカか何か用意したいな…余裕があったら……


以下お返事です。
メッセージいつもありがとうございます…!


>りつさん
遅くなりましたが、ジャンミカ本の感想頂きありがとうございました…!
見ていてもどかしくなるような関係…大好物です、私も…。なんでしょうね。すんなり想いを伝えあってくっつく関係性よりも、想いを伝えられないとか、二人だけの秘密とか、そういう隠されたものに心惹かれてしまいます。基本少女漫画脳なんでしょうか…。へへへ
りつさんの「お互い損をしているのにそれでも変えられない二人の生き方が愛おしい」というお言葉に痺れました。
二人とも、自分の想いを曲げられないんですよね。
ジャンなんかは特にそれを分かっててあえて彼女と向き合うことが出来るだろうし、出来てしまう分より報われなさがしんどいだろうな…とも思います。
でもミカサだってジャンのことちゃんと見てると思うよ!ていう…片想い一方通行漫画というよりは、双方向に気持ちが通じ合っているといいな…と思いながら描いておりました。
マルコのこと、ニコサシャのこと、色々全力で読み取って下さって本当にありがとうございます…!!

ついでにお誕生日のお祝いまで改めてありがとうございます><
いつも優しいりつさんのお言葉に心温まっています☺️
メッセージ本当にありがとうございました。

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2020/02/18[Tue]

完全に感想を描き損ねたのですが今月(2月発売3月号)の別マガは本当に色んなことがあってあっという間でした。
コニーの怒りが掘り下げられて、ちゃんと彼なりに解消されてよかったなあ…あのシーンはコニーのカタルシスとアルミンのカタルシスが見事に繋がりながら昇華されて、改めて諫山創のストーリーテリングの手腕にうならされました。ただ全体に急足すぎて…ていうのは私も感じてしまって、お願いだから最終回を急がないでくれ…と強く思った…。ヒスちゃんのことはお願いだから丁寧に…丁寧に描いてくれ……。
気力があればまた後日読み返しながら感想を描きたい…あとイラスト集の進捗…(装丁の仕様は概ね決まりました)

以下お返事です!



>ゆきちさん


お返事が大変おそくなってしまいました。
たっぷりのご感想をありがとうございます…!!何度も繰り返し読み返してしまいました。描きたかった部分や力を入れたパートを全て汲み取って頂いて…本当に感謝です。


マルコとジャンのやりとりは何度も原作を読み返して自分なりにすごく気を遣って描いたパートだったのですが、まさにゆきちさんが感じられた通り、自分でも原作最新話とのリンクに驚いてしまいました。
ジャンの中にはマルコの存在がきちんとあって、(私の解釈では)彼はそんなマルコの存在を忘れまいと長きにわたって努力をしているんじゃないかなと思います。悲しいけど、人ってどうしても忘れていくものなので…。
それはミカサに対しての想いもそうで、ジャンは常にミカサのことばかりを考えているわけではないけど、ふとした瞬間にミカサのことを気にかけている描写を見る限り、彼はミカサへの想いを忘れないように努力し続けているんじゃないかなあと希望的に考えてしまいます。
それが恋人関係に繋がるかどうかは私の中ではあまり重要ではなくて、彼の中でその意志を保ち続けている感じ…に途方もないエモを感じると言いますか…。恋でも愛でもない、じゃあなんなんだ?の答えがその辺にある気がしています。
ミカサ自身もジャンとは長い付き合いになりますし、一緒に色んな修羅場をくぐり抜けていますし…誰よりも彼女のことを見ていてくれた存在がそばにいるのだと いつか気づいてくれたらいいなと思います。(という期待?願い?を込めてのラストシーンでした)
それと私のどうでもいい紙話にも反応いただいてありがとうございます…!!!紙が…いいんです…!そうなんです…!

あ、あとゆきちさんのご感想を拝見して、ひとつ前回のpixivでのやりとりのときにお伝えしなかったことを後悔したことがありまして…
私がジャンミカ本を作ると宣言した時、ゆきちさんご自身も描きたくなったと仰られていたのが私は本当に本当に嬉しくて。
こういうのは気持ちの問題ですし、描いて欲しいと言うのも差し出がましいこととは思うのですが、どうかゆきちさんのタイミングで構わないので、またジャンミカが見れたらいいなと切に願っています。


改めてになりますが、ご感想、本当にありがとうございました!

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